スーツでビシッと決めた日本勢8名の集合ショットはこちら【写真】
ティティクルは、2017年に14歳4カ月で欧州女子ツアー「タイランド チャンピオンシップ」を制覇。前回大会は正規の72ホール終了時点で4人が首位に並んでプレーオフとなったが、最終的には西村との対決を制し、15歳で初代女王に輝いた。
今大会開幕前の記者会見では「昨年は初めて開催された大会で優勝でき、メジャー2大会の出場権(※2018年大会は優勝者に「HSBC女子チャンピオンズ」「ANAインスピレーション」「全英リコー女子オープン」の出場権を付与)を得られたときは“夢が叶った”気分でした。プロの大会から学ぶことができて自分のレベルがあがりました。今年は連覇がかかっていますが、プレッシャーは感じていません。1週間笑顔でプレーします」と抱負を語った。
昨年大会でも他を圧倒するビッグドライブを見せていたが、来年の米国女子ツアーQT挑戦を見据え、さらなる飛距離アップを目指してスイング改造中とのこと。「今週はどの選手もLPGAでプレーする機会を手にするのを楽しみにしているはず。このコースはグリーンが広いですが、コンディションは最高なので、自分のプレーにフィットすると思います」と自信をのぞかせた。
もう一人の注目は、日本人の父をもつサソウ・ユウカ(フィリピン)。フィリピン生まれだが、6歳から小学校2年まで日本で過ごした経験あり。昨年大会では西村同様プレーオフでティティクルに敗れたが、2018年はアジア大会で金メダルを獲得し、今月上旬に開催された「オーガスタナショナル女子アマ」では安田と並んで3位タイフィニッシュ。世界のトップレベルの実力者は、幼少期を過ごした日本でどうようなプレーを披露するのか。