今回の気になるヒロインは菊地りお。栃木県出身で2000年生まれのプラチナ世代。父親の影響で3歳からゴルフを始め、小学4年生から試合に出場。17年、19年と「栃木県女子オープンゴルフ選手権大会」で優勝を果たしている。マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーでは、2023年シーズン第9戦「PIM Ladies Tournament」で今季最高成績の4アンダー・4位タイに入りプロテスト合格に向けて着々と調子を上げている。昨年のプロテストでは最終ステージまで進んでいる菊地に10の質問をぶつけてみた。

●プロテストは何次から受験ですか？　今回で何回目の挑戦でしょうか？
「2次からで、呉にでます。4回目です」
※プロテスト2次予選【C地区】9月19日（火）～9月22日（金）呉CC（広島県）

●プロテストと通常の試合との違いは？
「精神的な疲労感だと思います。めっちゃ緊張するみたいなのはないんです。他の試合も超緊張しているので。色々考えすぎて頭がとても疲れますね」

●プロテスト前、不安に感じていることはありますか？
「あまり不安なことを考えないようにしていますが、通るか通らないかは怖いですね。けど、いけんべ！ って思うようにしています。前向きに考えていかないと気持ちがもたない（笑）」

●現在の課題は？
「自分のストロークの感覚とラインのイメージを合わせることです」

●ところで、プロゴルファーを目指したきっかけは？　またはその理由？
「きっかけはお父さんです。3歳のころ初めてクラブを握りました。小学校4年生のときに自分の将来の夢はどうしたいかっていう話し合いがあって、そのときに『お金を稼ぎたい』って言ったんです。そしたら提案された項目のなかにスポーツ選手があって、勉強とかは向いてないからスポーツ選手になろうって決めました。お父さんがゴルフを好きだったので、その影響です」

●毎日どれくらい練習をしていますか？　休みはありますか？
「休みあります。コース行ったときは、ラウンドのあとにパターとアプローチの練習をしてレンジにも行きます。コースに行かないときは2～3時間ぐらい練習場で打ちます！」

●つらい……と思うことはありますか？
「つらいこと…移動です（笑）」

●プロテストに合格したら、何がしたいですか？
「プロテスト受かったタイミングで波にのれる子っているみたいなんです。だから、波に乗りたいです！ …サーフィン行こうかな（笑）」

●将来目指す選手像は？
「宮里藍さんのような、世界中に愛されるプロになりたいです」

●誰よりも応援していてくれているご家族にひと言
「小学生の時にイメージしていた形とは、現状いろいろ変わっていますが… 諦めないで頑張るので応援していてください！」

※ネクストヒロインゴルフツアー（共催：株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV）は将来ツアーで活躍することを目指す、JLPGAプロテスト合格前の若手女子ゴルファーが経験を積むための場として2019年に始まった。今シーズンは全15戦が予定されている。出場選手は年間ポイントランキングによるシード、前大会成績上位者、主催者推薦、ファン投票などによって決められる。