6月5日付の女子世界ランキングが発表された。世界アマチュアランキング1位でプロ転向を果たし、前週の米国女子ツアー「ミズホ・アメリカズオープン」でプロデビュー戦優勝を達成した世界最強の大学生、ローズ・チャン（米国）が482位から62位へと大きく順位を上げた。

チャンはタイガー・ウッズやミシェル・ウィー・ウェスト（ともに米国）が在籍したスタンフォード大学の2年生で現在20歳。20年には「全米女子アマチュア選手権」を制し、同年から3年連続でアマチュア最高賞のひとつ『マーク・マコーマックメダル』を受賞。プロ初戦でのツアー初優勝は、ビバリー・ハンソン（米国）以来72年ぶりの快挙だった。この勝利で今季残り試合へのフル参戦が可能となる。
 
また、国内女子ツアー「リシャール・ミル ヨネックスレディス in 朝霧」で6年ぶりとなる2勝目を挙げた川岸史果は、34ランクアップの103位に浮上。今シーズンは200位台でスタートしたが、トップ100入りは目前となっている。
 
日本勢のトップは畑岡奈紗で、前週から2ランクダウンの15位。その後ろに古江彩佳が17位、山下美夢有が20位、笹生優花が37位、渋野日向子が43位、西郷真央が50位で続く。
 
トップ5に変動はなく、1位がコ・ジンヨン（韓国）、2位がネリー・コルダ（米国）、3位がリディア・コ（ニュージーランド）、4位がリリア・ヴ（米国）、5位がミンジー・リー（オーストラリア）となっている。