首位と1打差の5位タイからスタートした畑岡奈紗は、この日も好調。7バーディ・3ボギーの「68」とスコアを4つ伸ばし、2位に1打差のトータル9アンダーで単独トップに躍り出た。
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インスタートの畑岡は10番でいきなりバーディを奪ったが、13番は「いってはいけない方に打ってしまった」というティショットの乱れが影響しボギーとなった。しかし、こういうプレーが尾を引かないのが、今の畑岡の強さだ。「しょうがない」と切り替えると、直後の14番でバーディ。その後パープレーを続け、前半でスコアを1つ伸ばした。
後半に入り「アドレスのポジションがしっくり来るようにアジャストした」と、4番からの3連続などバーディを量産。「攻めるところは攻める、というメリハリのあるゴルフはできた。途中ロングパットの距離感が合わなくてボギーも出たが、バーディが沢山取れて良かった」という納得のラウンドを続け、首位で決勝ラウンド進出を果たした。
先週の「キングスミル選手権」ではプレーオフのすえに敗れ、あと1歩のところで米国ツアー初優勝を逃した。4月以降は安定して上位争い、優勝戦線に身を置いているが、抜け出すことはできなかった。しかし、この2日間のゴルフを見ると、優勝カップを掲げる姿を見せる日が近いことを予感させる。
