イングランドにあるロイヤル・リザム&セント・アンズ・ゴルフクラブで開催された、米国女子メジャー「全英リコー女子オープン」の最終日。3位タイスタートの宮里藍は前半でスコアを2つ伸ばしたが、後半に入ってスコアを落としてしまいトータル1オーバーでホールアウト。一時は首位に並ぶ活躍を見せたが、今季最後のメジャーは3位タイに終わった。
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1番でティショットをバンカーに入れてしまいボギー発進となった宮里だったが、2番でセカンドショットをピン左につけてすぐにバーディを奪った。3番でボギーを叩くが6、7番で連続バーディを奪いトータル1アンダー。首位を行くカトリーナ・マシュー(スコットランド)が序盤でスコアを2つ落としたため1打差まで詰め寄って前半を折り返した。
マシューが10番でボギーを叩き、首位に並んだ宮里。1977年の「全米女子プロ選手権」で樋口久子が優勝して以来、32年ぶりの快挙に期待がかかったが後半は思い通りのプレーができなかった。11番、12番で粘りのパーセーブを見せるが、宮里にとって鬼門と言える14番でボギーを叩いてしまう。
15番でバーディを決めアンダーパーに戻した宮里だったが、良い流れを呼び込めず17番ではティショットをバンカーに入れてしまい痛恨のダブルボギー。最終18番もバーディチャンスにつけ、わずかな望みをつなげたが決めることができず3位タイで4日間を終えた。
