高校1年間と大学4年間を米国で過ごした谷田侑里香(たにだ・ゆりか)は、米女子下部にあたるエプソン・ツアーを主戦場とするプロゴルファーだ。今季で3年目を迎えるツアー生活で目指すは、長年夢見てきたLPGAツアー参戦。その姿を追う。
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みなさん、こんにちは。私は先週のテネシー州での試合を終えて、2月以来、半年ぶりに日本に帰ってきました! 家族にも会えましたし、美味しいものも食べられて、少しゆっくりすることもできています。ゴルフ続きの毎日のなかでの、いい気分転換。こういう時間も大事ですね。
6月のミシガン3連戦から、オープンウィークも挟みながら先週まで続いた試合も一区切り。アメリカでの拠点にも2カ月間、戻ることができず、長く感じました。毎試合、課題に向き合い、いろいろなことを試して、また次の試合では違うことをやる…という繰り返し。ただ、そのなかで全体的に調子も上がってきて、今はいい手応えを得ています。
特にパターに明るい兆しが出ています。ストローク、距離感などに自信がついてきました。打つ時に考えることが徐々に減って、感覚に頼れる部分も増えています。今までは考え過ぎてしまうこともあったのですが、それを減らすことが試合にもいい影響を及ぼしています。あとは数をこなしていくだけ。グリーン上で球を打ちたい、そんな気持ちも強いです。
7月からの4試合は、ここが勝負所という気持ちで臨んでいました。今回の帰国により、8月にある残り2試合をスキップすることもあり、成績を出さなければ、終盤の大会の出場権が危うい状況だったからです。オハイオ州(7月17~19日、グレーター・トレドクラシック)は今季最高順位の18位で終えることができ、コネチカット州(7月23~26日、ハートフォード・ヘルスケア女子選手権)では、初日にいいスタート(3位)を切ることができました。
コネチカットは最終的には残念な結果(69位)に終わり、その時は悔しさが大きかったのですが、今になって考えると、いい手応えを感じることができた試合でした。去年は、いい位置でプレーできるというのが一度もなかったですし、3年目のシーズンで自分のゴルフが変わってきているということを実感できたのが、その理由です。再渡米後の9月にあるアラバマ州、アーカンソー州での大会への出場につなぐこともできました。試合があるということは、うれしいことです。
今回の帰国は、9月1日から始まるプロテスト第2次予選(静岡・葛城GC宇刈C)を受けるためのもの。そこに向けても、すごく楽しみです。今まで積み重ねてきたことが結果に出て、それが自信になっています。
テストに向けての調整も、技術面うんぬんよりも、試合のなかでどうコースと向き合うか、どんなクラブ選択をして、どう目標を定めるかという部分に力を入れています。本番まで2~3週間の間は、大幅に何かを直すということはなく、再現性が大事になってきます。試合で技術のことを考えるのは、もう遅い。より実戦を意識して、日々を過ごしていきます。
過去2年間は、アメリカから戻ってすぐにテストを受け、また渡米するというバタバタした日程を組んできました。これでは体も心も追い詰められてしまいます。その教訓から、今年は長すぎるかなと思うくらい、じっくりと準備を進めていくことにしました。おかげで、実家に戻り、ゆっくりすることもできています。
そして17日には、いつも練習でお世話になっている『ニューツルミゴルフ練習場』のスタッフのみなさまと、ラウンドを楽しむこともできました。アメリカでプレーしている時も、いつも応援してくれる方たちと、ひさしぶりにご一緒できた時間は大きな力になります。楽しかったひとときは、改めて温かい人たちに支えられてプレーができていることを実感する機会にもなりました。
6月に母が2週間ミシガンに来てくれた際、課題について話し合っていたこともあり、今、私が手応えを得ていることをよろこんでくれています。葛城は初めて回るコースなので、今週から実際に何度かプレーして、確認作業を進めていきますが、今は焦らず、じっくりと。心身ともにゆとりを持ちながら、本番を待ちたいと思います。
