笹生とマキロイのドライバースイングを連続写真で比較!めっちゃ似てる
笹生に1打リードの首位で迎えた最終日。トンプソンは1番パー5で、2打目をピン下3メートルのイーグルチャンスにつける(結果はバーディ)など序盤から絶好調ぶりを見せつけた。その後もほぼミスのないプレーで、一時はリードを5打まで広げる。さらにバックナインを迎えた時も4打リードと、このまま独走するのかとさえ思わせた。
そんなトンプソンの最初のミスは11番パー4。花道からのアプローチを大きくショートさせてダブルボギーを叩き、潮目が変わった。前を行くフォン・シャンシャン(中国)が2打差に迫り、そして畑岡が終盤に猛追してきた。
1打リードを守って迎えた17番パー5では、「風が違う方向に吹いた」とミスジャッジ。ここでのティショットを左ラフに打ち込むと、「これまで見たこともないひどいライ」で2打目はフェアウェイに出すだけになった。狂ったリズムは戻らず、3打目もグリーンをショート。さらに花道からパターで寄せたが、これもピンを1メートル以上オーバーすると、パーパットを沈めることができず、逆にバーディを奪った笹生、畑岡に並ばれた。
最終18番パー4ではティショットをフェアウェイに置きながら、セカンドショットをショートさせてバンカーへ。最後は3メートルのパーパットを打ちきれず、プレーオフにさえ加わることができなくなった。「このコースはこういうことが起きるコース…」とぼうぜん自失だった。“こういうこと”というのはおそらく…。
