伏兵が逃げ切るか、実力者がとらえるか、メジャータイトルの行方は

＜全米女子オープン　最終日＞◇10日◇ザ・ブロードムーアGC イーストコース(7,047 ヤード・パー71)

　米国女子メジャー第3戦「全米女子オープン」の最終日。度重なるサスペンデッドで日程変更を余儀なくされてきた今大会だが、この最終日も第4ラウンド中に雷のため約2時間半に渡って中断。結局全選手がホールアウトできず日没サスペンデッドとなり、決着は月曜に持ち越しとなった。

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　単独首位スタートの宮里美香、2位の宮里藍の日本勢がスコアを落とすなか、トータルイーブンパーからスタートしたセオ・ヒーキョン(韓国)が、前半で6番からの4連続を含む5バーディを奪い一気に首位に浮上。後半は2つのボギーでスコアを落としたものの、一時は並んでいたアンジェラ・スタンフォード(米国)らがスコアを落としトータル3アンダー単独首位でホールアウトした。

　しかし、1打差2位のリュウ・ソヨン(韓国)、トータル1アンダー3位のクリスティ・カー(米国)、トータルイーブンパー4位のスタンフォードら実力者も月曜に競技を持ち越しており、優勝の行方はまだまだわからない。このまま伏兵がメジャータイトルをさらうのか。最後まで目が離せなくなりそうだ。最終ラウンドの残りは現地時間8時ちょうど(日本時間11日23時)から再開される。

【最終ラウンドの順位(暫定)】
1位：セオ・ヒーキョン(-3)
2位：リュウ・ソヨン(-2)
3位：クリスティ・カー(-1)
4位：アンジェラ・スタンフォード(E)
5位T：インビー・パーク(+2)
5位T：カリー・ウェブ(+2)
7位T：宮里藍(+3)
7位T：宮里美香(+3)
7位T：ライアン・オトゥール(+3)