国内女子ツアーは先週、「ゴルフ5レディス」が終了した。今年も非シード選手を対象にしたメルセデス・ランキング(以下MR)に応じて、シーズン途中に出場優先順位を入れ替える『リランキング』(全2回)が実施される。
6月の「ニチレイレディス」終了時点に第1回が実施されたが、3戦後の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(9月25日開幕)終了後に行われる第2回で、秋以降の終盤戦出場権が決まる。
ゴルフ5レディスではプロ2年目、20歳の福田萌維がツアー初優勝を飾った。首位から出た最終日は終盤17番でダブルボギーを喫し、木戸愛と並んでホールアウト。雨中のプレーオフ3ホール目でバーディをもぎ取り、栄冠に輝いた。
前週の「Cat Ladies」終了時点でリランキング11位につけていた福田は、終盤戦の出場権もほぼ確定していたが、これで無事にリランキングを“卒業”。来季の出場権までをも確定させた。
シード権を持たないリランキング対象選手としては、吉田鈴(ヨネックスレディス優勝)、倉林紅(資生堂・JALレディス優勝)、加藤麗奈(大東建託・いい部屋ネットレディス優勝)、吉澤柚月(北海道meijiカップ優勝)に続いて5人目の卒業。吉田はその後2勝目を飾っており、そのほかの選手も好調をキープ。出場権確保というプレッシャーから解放された選手たちの複数回優勝に期待が集まる。
福田の優勝に終わった大会で、非シード勢で上位につけたのは9位タイに入った吉本ここね。昨年末のファイナルQTで58位と微妙な位置で終わり、前半戦は限られた出場にとどまっていた。第1回リランキングも51位と芳しくない状況から、この2カ月でトップ10が3回と急上昇。この3週で25→18→14位と着実にリランキングを上げて終盤戦出場は確実だ。
これでMRも56位に浮上。来季前半戦の出場権が付与される同51~55位は目の前。50位以内に与えられるフルシード権も視界に入れ、シーズン残りを戦っていくことになる。
同じく大会9位タイに入ったささきしょうこはリランキング34位から27位に浮上した。昨年実績では、同27位までが終盤全試合の出場権をゲットしているため、一気に“ボーダー”まで上がったことになる。
ツアー3勝のささきだが、昨年はMR52位まで下降し、フルシードを手放した。それでも前半戦出場権は確保し、第1回リランキングも26位で突破。春先に6試合連続、7月の「明治安田レディス」からは5試合連続と予選落ちが続くこともあったが、第2回リランキングもクリアして終盤戦の職場を確保したい。
出場権を懸けた戦いも残すところ3試合。ちなみにリランキング1位には藤本愛菜(MR15位)、2位に政田夢乃(MR21位)、3位に宮澤美咲(MR27位)、4位に仲宗根澄香(MR28位)、5位に皆吉愛寿香(MR37位)がつけており、フルシード獲得にも近づいている。
