ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

「立ち居振る舞いや雰囲気から"あの人は強いな"と思ってもらえるように」ルーキーの肖像〜 田村亜矢

勝みなみら黄金世代の多くが合格した2017年LPGAプロテスト。近年で最も注目された今年、難関を突破した22名の個性を紹介する(取材・文/標英俊)

配信日時:2017年11月6日 12時00分

今年、2度目の挑戦でプロテスト合格を果たした田村亜矢。7歳からゴルフを始め、9歳から競技に出場。すぐに全国小学生ゴルフ大会に出場するようになり、プロを意識すると、ゴルフ一本の道を選び、中学は地元・北海道から福島県内の学校に進学。東日本大震災の影響で、一度は地元に戻ることになるが、高校は「練習環境の良さと、プロに進んだ先輩方も多い。高い意識を持って取り組めると思ったので」と名門・東北高校を選択する。

「プロになるため、何をしなければいけないか…を学びましたし、メリハリをつけて練習に取り組むことができました」と、高校3年時には『東北女子アマ』『東北ジュニア』を制した田村。高校卒業後も拠点は仙台に置いている。

東北高校は、宮里藍を筆頭に、有村智恵、原江里菜、菊地絵理香、木戸愛、大江香織らレギュラーツアー優勝経験者が多い"一大勢力"。それだけに「胸を張って先輩方に"東北高校を卒業してプロになりました"と挨拶させてもらうと、"よろしくね"と反応して頂けるので、それだけでも違う。出身校のつながりは心強いです」。

目指すプレーヤーは、先輩らと同じ"強いプロ=勝てるプロ"だ。

「どれだけ注目されても、勝たないと実績は上がっていかない。いまはまだまだ難しいですが、2日目、3日目と徐々にスコアを伸ばせる選手に…つねに上位で優勝争いできるプロになりたい。そのために、ショットの精度も、メンタル面も鍛えなければいけないと思っています。理想は立ち姿から"あの人は強いな"と思われること。オーラがあるプロは見ているだけはわかる。雰囲気、身体の質、人柄…ひとりの社会人として大きくなりたい」

理想を体現するプロとして、憧れの宮里藍の名を上げたが、もう一人、"素敵な選手"と感じる先輩は木戸愛。

「後輩に対しても、誰に対しても"お疲れ様"と丁寧に振る舞い、先輩方にも好かれている。立ち姿も綺麗ですし、自然体で構えているところが、純粋にカッコいい。すばらしい先輩だと思います」

素敵な女性でありつつ、立ち振る舞いも認められた"強いプロ"を意識するのは、いままで周囲から"大人っぽく"頼りがいがあるように見られていたからかも知れない。なぜなら彼女の高校時代のあだ名は"ママ"。

「発言がお母さんみたいだから…という理由で"ママ"や"お母さん"と呼ばれていました。ゴルフ部の部長さんにも。いまも試合のときにメールをくれますが、『頑張って、かあちゃん』って。部活のなかだけでなく、外でも年上に見られるんです。友達の行きつけのお店に一緒にいったときに、初めてお会いする店員の方に挨拶をすると、『先輩ですよね?23歳くらいですか?』って。…いや、20歳なんですけどね(苦笑)」

グループで食事に行く際も、自然と田村がお店を予約する流れになるが、「自分のなかではそういうのも好きなので」と頼りにされることはまったく嫌ではない。だが5人姉弟の4番目となる家族のなかでは、おっちょこちょいな妹。「姉二人に、兄と弟。姉がしっかりしているので、学校で私が"大人っぽい"と言われるのが不思議みたい。でも家族からは『冷めているよね』とは言われます。近い関係であればあるほど素っ気なくなるみたいですから(笑)」。

試合中はクールな表情を貫き、ミスで感情が動かないようにしているが、「たまに"顔に出ていたよ"と友人に言われる」と小さい頃から負けず嫌い。『プロテスト2次予選』の最初の3Rでも、自身のその気質が見えたとか。「2日目連続60台でトップタイになったのに、3日目で"76"を叩いて…父は『納得できなければ帰ってから練習すればいい』と言ってくれましたが、そのスコアに腹が立ち、すごく悔しくてそのまま会場で練習。宮城に帰ったのは0時でした。身体は疲れていましたが、ここでやらないと変わらないと思ったんです」。

人生の目標を聞くと…「やるべきことの積み重ねが、先の目標につながっていく。(だから)考えたこともないですね(笑)」。だが、プロになってまず叶えたいことがひとつある。

「家族を旅行に連れていくだけの賞金を稼ぐこと。母は子供を5人も育てて、自分のやりたいことを抑えて、いまも仕事を頑張っている。私の姉二人、そして母を連れて旅行にいきたいですね」

田村亜矢 プロフィール

●所属/フリー
●出身地/北海道
●出身校/東北高等学校(宮城県)
●生年月日/1997年4月15日
●身長/163cm
●体重/58kg
●血液型/O型
●ゴルフ歴/7歳〜
●得意クラブ/ドライバー
●1W平均飛距離/240ヤード
●プロテスト受験回数/2回目
●趣味/音楽鑑賞
●好きな色/赤、紺、白い
●目標とするプロゴルファー/宮里藍

●ファンへのメッセージ/

プレーの売りはドライバーが曲がらないこと。あと、つねに前向きにプレーすることですね。失敗しても、次にバーディを獲ればいい。つねに前向きな姿勢は忘れないようにしています。つねに毎週優勝争いをできるような選手に成長したい。『田村選手は見ていて気持ちいいな』と思ってもらえるように、もっともっと強くなっていきたいので、応援よろしくお願いします。

●地元自慢してください!/

北海道は食べ物、水、空気がおいしい。地元は好きですね。5年間住んでいる仙台は、お世話になっている方も多い第2の故郷。仙台は空港からのアクセスがよく、関東まで2〜3時間でいけるのですごく便利だと思います

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子

    開催前

    2026年4月9日 4月12日
    東建ホームメイトカップ
  2. 米国男子

    開催前

    2026年4月9日 4月12日
    マスターズ
  3. ステップ・アップ

    開催前

    2026年4月9日 4月11日
    YANMAR HANASAKA Ladies
  4. DPワールド

    開催前

    2026年4月9日 4月12日
    マスターズ

関連サイト