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ステップ・アップ・ツアー 賞金ランキング制度(ツアー化)

ステップ・アップ・ツアー 賞金ランキング制度(ツアー化)

配信日時:2017年9月16日 10時00分

2017年より賞金ランク制導入

2017年から国内女子下部ツアー『ステップ・アップ・ツアー』の規定が大きく変更。「1年を通してステップで戦い実力をつけてレギュラーへ」をコンセプトに、年間を通して活躍した選手が、翌年のツアーで戦える機会を増やせる可能性のある方向の仕組みへと様変わりした。

●2016年までの『優勝者へのレギュラーツアー4試合の出場権』を廃止

●賞金ランク1位に2018年度に導入予定のリランキングまでの出場資格を付与

●賞金ランク2〜5位までの選手はサードQT免除

●賞金ランク6〜10位までの選手はセカンドQT免除

●無制限に受けることができていた共催者推薦の回数を開催試合数25%に制限

2016年までのステップ・アップ・ツアー優勝者が受ける特典は…

(1)レギュラー4試合への出場権
(2)セカンドQTの免除
(3)優勝大会から1年間のステップ・アップ・ツアー参戦権

だったが、2017年からは(1)が廃止で(2)(3)が継続。(1)はレギュラーツアー出場経験を促す制度だったが、来季のレギュラーツアーへの道につながっていたわけではない。

非常に稀な例は、横峯さくら。2004年の『穴吹工務店レディースカップ』に優勝し、4試合の出場を得て、年間7試合でシード獲得。だが横峯の事例では、同権利を得る以前に『フジサンケイレディス』4位、『日本女子オープン』2位タイなど3試合で1,000万円以上積み重ねていたことが大きかっただけに、"4試合だけ"ではシードを獲得できなかった。

ステップ優勝特典は受けていないが、シード獲得時の年間出場試合の少なさでいえば、諸見里しのぶが2005年に3試合でシードを獲っているが、横峯よりも稀な事例。過去の事例を踏まえ、長年の検討の上で(1)が廃止され、年間を通してステップ・アップ・ツアーで力をつけて欲しい=継続的な成績の先にはQT免除の恩恵を受けられる、という意図の制度に変わった。

世界ランク対象ツアーの仲間入り

LPGAツアーに出場資格を持たない選手および新人を対象に、試合経験を積ませることによる育成・レベルアップを目的とし、1991年から始まったステップ・アップ・ツアー。『コカ・コーラカップ』『RNCレディースオータカカップ』の年間2試合からスタートし、2017年は年間21試合が開催されている。
試合数増加に加え、2017年度は、3日間大会を14試合に拡大したことで、世界ランキング加算基準(3日間大会10試合以上)をクリア。第3戦『パナソニックレディースオープン』からロレックス・ランキング対象ツアーとなった(3日間大会・54ホールに限る)。これまでの対象ツアーは…

■アメリカ女子プロゴルフツアー
■日本女子ツアー
■韓国女子プロゴルフツアー
■ヨーロッパ女子プロゴルフツアー
■オーストラリア女子プロゴルフツアー
■中国女子プロゴルフツアー
■台湾女子プロゴルフツアー
■アクセスシリーズ ※ヨーロッパ女子下部ツアー
■シメトラツアー ※アメリカ女子下部ツアー

の9ツアーだったが、10番目のツアーとして世界の仲間入りを果たした(下部ツアーとしては3ツアー目)。

「うどん県レディース」が初の海外ツアー公認

2017年で4回目を迎える「うどん県レディース」が、同年から台湾女子プロゴルフ協会(TLPGA)の公認試合となり、下部ツアーとして初の海外ツアー公認を受けた。競技日数は2016年度の2日間競技から3日間競技に変更。賞金総額も500万円増の2000万円となった。大会名称も「日台交流 うどん県レディース」に変更された。

香川県・高松空港には、台湾からの週6便の就航があることや、2017年6月に香川県内で「日台観光サミット」が開催されるなど、台湾との結びつきが強いことから、公認を受ける運びとなった。

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