2021年10月、“スマイルクイーン”ことキム・ハヌルが「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」を最後に引退した。
4日間を戦い抜き、最後のパーパットを流し込むと、多くのファンに愛されたスマイルを浮かべてコースに深々と一礼。同伴競技者、キャディ、さらに出迎えたイ・ボミ、ペ・ソンウら同郷の選手と熱い抱擁を交わした。
3日間プレーをともにした原英莉花には『なんで引退するの?』という質問も受けたが、「私にはもう無理です、体も心もきついよ。えりかは若いから頑張ってね」と答えた。
15年から本格的に日本ツアーに参戦し、メジャー2勝を含むツアー6勝を挙げている。第一線で戦ってきたが、このとき33歳だった。「ツアーじゃなくて違う仕事に挑戦したくて、タイミングは今が丁度いいかなと思いました」と引退の理由を説明した。