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成田美寿々&青木瀬令奈・同級生特別対談

国内女子ツアーを牽引する1992年生まれの世代の中でも、オフには一緒にハワイに行くほどの仲良しである成田美寿々と青木瀬令奈の特別対談が実現。二人の出会い、お互いの関係について話を聞いた。※2019年1月掲載

配信日時:2020年10月22日 18時00分

宝塚歌劇団の魅力

Q:どういうところが好きですか?

成田:華やかだし、魅せる部分はすごいですよね。私たちも「もっとエンタテイナーみたいな魅せる仕事でなきゃいけないな」って思った。ファンになったからこそ「なんか分かる」ことはあるよね。サインをもらってこんなにうれしいんだ、とか。

青木:うんうん。

成田:もっと大事にサインしなきゃ、とかファンサービスとかを自分が改めるきっかけになったというのがあります。(宝塚の方々は)どこでも見られているっていう意識を持ってらっしゃる方々なので、そういうところもすごく勉強になった。指先まで油断していないなっていう。華やかさプラス繊細さもある。自分に置き換える以外でも、ダンスも好きだし、歌も好きだし芝居も好きだし。魅せるプロというか、あれが“パフォーマー”なんだな、というのがやっぱり私は魅力かなって思いますね。

青木:そうですね。やっぱり魅せるっていう部分でのプロフェッショナルだよね。7年修行して一人前っていう世界なんですけど、その下積みもすごいし、なんかプロ意識の高さは普段からすごい。私たちも双眼鏡で見られることあるけど、宝塚の皆さんはもう毛穴の奥まで見られている、みたいな感じ。

成田:そう、毛穴見てます?のやつね。

青木:そう!だから、気を抜いている箇所が一つもなくて。上に行けば行くほど踊りもハードだったり、出ている時間も長いし、すごく大変だと思うけど、それでもしっかりお客様を楽しませるというプロフェッショナルな部分はすごい。いつ見に行っても勉強になるよね。夢を見られる場っていうのは、美寿々が言うように私たちとも似てる部分はあるのかな。やっぱり見て、ファン目線がわかったしね、私も。

成田:こうなりたいって思う。

青木:うん、姿勢とかもさ、バーディを獲って一つ手を上げるにしても、見られているって思ってやるのと、はいは〜いみたいに雑にやるのとは全然違うじゃん。そういうのは、見に行くとプロゴルファーの目線でいったらすごい勉強になりますね、一ファンで行ったら、キャーキャー言っているだけなんですけど(笑)

成田:シンプルにかっこいいよね。

青木:あんな男性いないわ〜みたいな(笑)。なんか、女性の中の理想が男役さんたちだしね。かっこいいし。でもなんだろ、私たちが宝塚の方々をあれだけ調べているということはさ、私たちのファンの方にこうやって調べられているのかなとか思うよね(笑)。

成田:恐いね。昔の画像とか調べられているんだよ。

青木:そうそう。でも、そのくらい熱心になれるものは、素晴らしいな、とも思います。

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