あの2人がまさかのノールックペアルック!? とってもお似合いですね
今年からビームスゴルフと契約を結ぶ横峯さくらと渋野日向子。お互いに気づいていたようだが、夕方の練習場で一緒になると、記念にと写真をパチリ。
「上下一緒だし、帽子も靴も同じ色!」と横峯。「こんなことってあるんだね〜」とビックリ。
意図せずペアルックになった2人でした。
“福岡のレクシー”&“熊本のジュタヌガーン”が登場?
「TOTOジャパンクラシック」の練習場やコースでは、海外勢のパワフルなスイングを至るところで目にするが、その迫力や音は、さすがの一言。そして、それを見て驚きを隠せないのは日本選手も同じだ。
そんなコースで、一緒に練習ラウンドを行った三ヶ島と大里が、“飛ばしの技術”を編み出していた。「お互いを“福岡のレクシー”と“博多のジュタヌガーン”って呼びながらプレーしました(笑)。『さすが、飛ぶねー!』とか言い合いながら」(熊本県出身の大里)。“飛ばしている”と思いこませることで、打倒海外勢の対策を練った(??)。
“レクシー”こと福岡県出身の三ヶ島に、その心理作戦の効果のほどを聞くと…「全然飛ばなかった(笑)」。ただ「九州弁を話しながらプレーできるのはやっぱりいいですね」と、リラックスムードで調整を積むことができた。
ちなみに2人の今季ドライビングディスタンスは、大里が238.20ヤードの日本43位で、三ヶ島が231.76ヤードの同74位。本家のレクシーは277.11ヤードで米国5位で、アリヤ・ジュタヌガーンが267.36ヤードの同30位だ。この差をセカンドショットの精度や、アプローチ技術、さらにはホームの利を生かして埋める“大和撫子”たちの姿に期待だ!
地元でエース達成も… 大波賞にちょびっと不満顔?
「みんな、わーおって感じでした」
と冷静に振り返るが、ちょこっと表情がさえない…。それもそのはず。前半はこのエースを含む6アンダー。どこまでスコアを伸ばすのかと思いきや、後半は3オーバー…。パーはわずかに6コという激しいゴルフにお疲れ模様。
「波がありすぎて…。悪い点もすごい多かったですけど、前半ああいうゴルフができて自信になりましたので、明日からも頑張ります」
残り2日間。再び地元ファンの前で興奮のプレーを見せてください!
トンプソン親衛隊にレクシーも感謝!
狂喜乱舞は、親衛隊。レクシーが日本でプレーするたびに駆けつける親衛隊が、今回も滋賀に集結した。おそろいの上着を着て、レクシーを追う姿にはレクシーも笑顔だ。
「日本が大好き」と毎度話してくれるレクシー。今回も大きな勇気をもらっている。スコアのほうは17ホール終わって4オーバーと大きく出遅れていたが、最終ホールで圧巻のイーグル! やっぱり親衛隊の応援は力になる!
せっかくゲットした自動翻訳機ですが…
その三ヶ島は初日アシュリー・ブハイ(南アフリカ)、ナンナ・マジソン(デンマーク)とともに1日ラウンド。TOTOらしく海外勢に囲まれながらのプレーに、「緊張しました」とグッタリだ。やはりコミュニケーションをはかるのが難しかったようで、「普段日本で話すことを英語にしたりで疲れました」とこんなところでも“米ツアー”の雰囲気を味わった。
そして、こんな“後悔”も。実は、先週の「樋口久子 三菱電機レディス」のプロアマで、三ヶ島は自動翻訳機をゲットしていたのだが、それを思い出し「今週、持ってくればよかったですー」。それでも、なんとか単語をつないで同伴競技者と、お互いの出身地の話などを楽しんだようだ。
この会場にあると大活躍間違いなしの機械だが、さすがに今から取りには帰るというわけにはいかず…。ちなみに三ヶ島の2日目は、ミンジー・リー(オーストラリア)、ジェニファー・クプチョ(米国)と再び海外勢とのラウンド。またしても翻訳機が欲しい組み合わせになりました。
小祝さくらの天然炸裂! “手に『足 』”って何?
このラウンドの内容について聞いてみると、ショット時の大事なポイントを途中で思い出し実践したことを明かした。「下半身が止まっていることに気づいて、そこを気をつけたらよくなりました」。右足をしっかり回転させることを意識するのが、小祝のスイングの生命線だそうで、これができていないと、手打ちになり出球が左に行く傾向があるのだとか。
スコアメイクのうえで、とても大事なことだが、小祝は「いつも忘れちゃうんです」とのほほんコメント。3位になった先週の「樋口久子 三菱電気レディス」でもこれを“忘れてしまった”そうで、最終日にはこんな対策も練った。
「手に『足』と書いてプレーしてました。今日は途中で気づいたから書けなかったです」
なんでも右手の甲に『足』と書き、それを目にすることで忘れることを防止していたのだとか。ちなみに、『足』と書くのに使用したのは「ボールペンです」。最後まで消えなかったのかは気になるところですが…なんとも小祝さんらしい、のんびりとした時間が取材現場に流れました。
イクラ丼が目の前にあるのに… 青木瀬令奈
アスリートだけに、食事を抜くわけにはいかず、胃の痛みがあるなかでもおかゆのほか、バナナなど食べられるものを口にしながらのプレーが続いている。
それだけでも、モヤモヤしそうだが、さらに青木を“困らせている”ことがあるのだとか。
「ホテルのなかに海鮮居酒屋があるんですけど、そこのイクラ丼が食べたくて、そのホテルに泊まったのに、全然食べられないんです…。焼き魚の身をほぐして、今は食べてます」
イクラ丼が近くにあるのに遠いという状況にうんざり。「せめてこの痛みが今週でおさまってくれることを願います!」。ただ…復調しても、その反動で食べすぎるのには注意してくださいね!