その他、青エボをいまだに使用しているのが堀琴音(堀用にピンクのカラーリングがされている)。23日(水)に早速テストし、「すごくしなる。手元がしっかりしている印象がありますね」とコメント。IIIを使用中の三ヶ島かなも「こんなに曲がらないシャフトは久しぶりにきた。すごくいいですね。しなるけど固い」と話している。
“青エボ”がなぜ女子ツアーではやったかといえば、手元が硬く、ムチのように大きくしなって先が走る前作の白い『モトーレスピーダー』に弾き感と追従性をプラス。それでいて、先端の走りもやや残すといういいとこ取りで、飛びと操作性という、多くの女子プロが持つ悩みを両方解決したからだ。そんな今の女子ツアーの“スピーダーエボリューションブーム”を作ったシャフトの後継が登場。爽やかなスカイブルーは、藤田の復活劇の追い風となるか。(文・秋田義和)