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【辻にぃ見聞】緊張感ある優勝争いでも…永峰咲希はゆったりテークバックでテンポが一切崩れない

【辻にぃ見聞】緊張感ある優勝争いでも…永峰咲希はゆったりテークバックでテンポが一切崩れない

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2018年4月24日 15時21分

ショットメーカーとしての印象が強い菊地だが、今季ここまでの平均パット数(パーオンホール)は5位。これは継続しているパターの打点管理ドリルが要因と辻村氏は見る。

「菊地さんはパターヘッドのトゥとヒールの2点から5mmくらい離した箇所にティペグを挿して、ヘッドの通り道を作る練習をまずおこないます。試合を重ねることで芯に当てる感覚は徐々にずれてくるので、試合中の調整で必ずこのドリルをおこなっています。フェース左右の打点管理だけでなく、ボール右側面に沿ってティペグをグッと地面に挿して(10円玉2枚くらいの高さ)、フェース上下の打点管理もします。ショットメーカーの彼女はアイアンでも"スコアライン2本目で捉える"など精度を突きつめていますが、パターでも芯に当てる精度にこだわっているんです」

解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子比嘉真美子藤崎莉歩小祝さくらなどを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。

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