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【辻にぃ見聞】緊張感ある優勝争いでも…永峰咲希はゆったりテークバックでテンポが一切崩れない

【辻にぃ見聞】緊張感ある優勝争いでも…永峰咲希はゆったりテークバックでテンポが一切崩れない

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2018年4月24日 15時21分

「もともとドライバーの上手い選手ですが、昨年はときおりテンポを乱して、曲がってしまう場面も見受けられました。2月に教え子たちと宮崎合宿をおこなっていた時に、永峰さんの練習風景をみかけましたが、しっかりと打ち込みをしてから、夕方にラウンドに出ていくルーティンを繰り返していました。打ち込み数を2倍に増やしたと語っていましたが、養った部分は"緊張する場面でもブレないテンポ"だと思います。加えて、自分のやってきたことを貫く姿勢です。よくあるケースですが、緊張して"ティショットを曲げたくない…"と思い始めると、本人が無意識のうちにどんどんティが低くなっていきます。ティを高くできなければ、ヘッドを浮かせてテークバックできませんが、永峰さんは最後のプレーオフ2ホール目まで自身のスタイルを貫いた。オフの充実ぶりの証拠だと思います」

一方、敗れた菊地も、最終日のフェアウェイキープ率は14回中13度、パーオン率は18分の13。ショットメーカーらしさを見せて、7バーディ・1ボギーと猛烈な勢いでスコアを伸ばしたが、プレーオフ2ホール目で勝負をわけたのは、ティショットをラフにいれてしまったことに尽きるという。

「プレーオフ2ホール目の2打目は、永峰さんはフェアウェイ、菊地さんはラフからでした。ここが勝負のあやです。川奈の18番で、ピン位置がグリーン右サイド手前であった場合、打ち上げとなる2打目は、手前にこぼせばピンに近いバンカーショット、奥にいけば、ものすごく速い下りのアプローチを強いられます。加えてグリーンは横長で縦幅は短い。グリーンセンターを狙うにしても、ライの良いラフからでもなかなか止めることができませんから」

■パット好調の菊地絵理香が試合後に行うパター練習とは?

惜しくも今季初優勝を逃した菊地だが、「ヤマハレディースオープン葛城」に続く2位。これまでの3勝はすべて3〜4月でやはり"春に強い"という印象が強まるが、その理由はオフの調整の上手さにある。

「宮崎での合宿中、菊地さんの様子も見る場面がありましたが、昨年は腰の怪我を抱えた状態でプレーしていただけあって、コンディショニングを非常に重視していました。ショット練習よりも、地味なトレーニングとパッティングに多く時間を割いていましたね。春に強いのは、オフの調整が上手い証拠。今季はパッティングも非常に調子がいい」

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