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剛柔一体、そして道具が作り上げた葭葉ルミのドライビングディスタンス1位【翔太のスタッツNo.1】

剛柔一体、そして道具が作り上げた葭葉ルミのドライビングディスタンス1位【翔太のスタッツNo.1】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2018年1月11日 18時13分

とくれば、早速長くて重い棒を振りたくなるのがアマチュアゴルファーの性。だが、その練習法には注意点があるという。「素振り棒は長くて重さがあるので、アマチュアの方々は上体にリキミが入り過ぎて小さな筋肉で振ってしまう。そのため、ヘッドが走らない上に小さなスイングになってしまうことが多いです。また、体全体で振らなければ、逆に棒に振られてしまいます。注意してもらいたいのは“どうやったらヘッドスピードが上がるようになるのか?”ということ。その考えから逆算していくと、リキミは1つも要らない考えになるはずです。小手先など小さな筋肉ではなく、身体全体を使った大きな筋肉で振っていく感覚を素振り棒などで身につけましょう」。目指すは葭葉のように飛距離が出ているにも関わらず、力で振り回しているように見えないスイングだ。

「葭葉さんは右足に体重を大きく乗せていきますが、右膝が右のサイドに一切流れません。そのため、上体を大きく高いトップのカタチを安心して作ることができる。ボールにしっかりコンタクトして、大きなチカラを伝えることが可能になります。また、葭葉さんはランでも飛距離を稼げています。なぜなら、ボールを中心からしっかりと押せているからです。それも、自分の全体重をボールに伝えられているのが大きい。葭葉プロは硬い筋肉、柔らかい筋肉を上手に使い分けています。バックスイング時は、身体が流れないように下半身の壁を作る際、硬い筋肉で受け止めてはだめ。そうなると一連の動きがなくなってしまう。柔らかい筋肉で受け止めてあげることにより、スイングにしなやかな動きがでてきます。そうすれば上体をしっかりと回す事ができるので、ボールにチカラを伝えて、上手くコンタクトできるカタチを作れるようになります」

そして最後に一言。「葭葉さんみたいに飛んで曲がらないショットが、アマチュアのみなさんの理想だと思います。そのためには、早く振りつつもボールとのコンタクト、ミート率も大事になってきます。葭葉さんはあれだけ大きいアークを描きますが、右膝がバックスイングはもちろん、インパクト近くまでしっかりキープされています。そこに葭葉さんの安定感が詰まっているのです。そういった部分も真似してみてください!」

クラブの存在も忘れてはならない。2017年、葭葉はクラブ契約フリーで参戦。同年に女子ツアーで話題を呼んだクレイジーを開幕から使用した。「相性の良いドライバーとシャフトも、飛距離を後押ししていることは疑いようがありません。コーチの古賀さんと信頼関係を持って自分に合うクラブを見つけましたね。どのメーカーのクラブでも使えるのが契約フリーの特権ですが、見事に活かしたかたちです」

選ばれたヘッドとシャフト。それぞれの特徴を続ける大西氏。「ヘッドのCRAZY CRZ-435は自分も試打した事があるのですが、顏が凄く良いので構えやすい。小ぶりでシャープなのが特徴で、打ってみると、低スピンで強い弾道が打てるので、気持ちよく振り抜けます。また、シャフトは同じくCRAZYのRoyal Decoration(46インチ、フレックスX.バランスD2)ですが、クラブヘッドを勝手に走らせてくれる上に、振れば振るほどシャフトが応えてくれるんです。まさに葭葉さん向きの組み合わせ。スイング×クラブ。このマッチングがドライビングディスタンス1位となれた要因でしょう」

【2017年ドライビングディスタンスランキング】
1位:葭葉ルミ 260.76ヤード
2位:川岸史果 257.45ヤード
2位:穴井詩 255.16ヤード
4位:テレサ・ルー 254.18ヤード
5位:山城奈々 252.45ヤード

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