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【辻にぃスイング見聞】ユン・チェヨンは基本に忠実 美しいトップはまさに理想形

【辻にぃスイング見聞】ユン・チェヨンは基本に忠実 美しいトップはまさに理想形

配信日時:2017年12月20日 17時40分

“奇跡の8頭身美女”ユン・チェヨンのスイング
“奇跡の8頭身美女”ユン・チェヨンのスイング (撮影:米山聡明)
今季国内女子ツアーで活躍した注目選手のスイングから強さの要因を探る“Playback LPGATour2017”。第23回は今季から日本ツアーに参戦したユン・チェヨン(韓国)。172cmの長身から繰り出される安定したショットを武器に初シードを獲得した“奇跡の8頭身美女”のスイングを上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏に解説してもらった。

【スイング連続写真】基本に忠実なユン・チェヨンのスイング

今年から国内ツアーに参戦したユン・チェヨンさんですが、賞金ランキング35位で初シードを獲得するあたり、けっこうな実力があると思います。スイングを見ると、いい意味でクセのない基本に忠実なフォームだといえますね。グリップは左手がフックグリップ、右手もそれに合わせる形で握っています。まさにテキストどおりです。アドレスも左右均等の体重配分でバランスよく立ち、バックスイングではグリップエンドが自分のヘソを指したまま上体を捻転しています。

圧巻はトップの形です。しっかりと左肩が入っていることや右足に体重を乗せていることは当然として、シャフトが地面と平行で、クラブフェースが45度の角度で上を向いています。さらに、飛球線後方からの写真を見ると、クラブヘッドが目標を指しています。トップでのチェックポイントをすべてクリアした理想の形といえるでしょう。

トップの形がこれだけ決まると、あとはそのままクラブを下ろすだけでボールをしっかりととらえることができます。よくアドレスが悪いとテークバックが悪くなる、テークバックが悪いとトップが悪くなるといわれますが、アドレスのバランスがいいからこそ、きれいなトップをつくれるのでしょう。多少、ボールを左寄りにセットしていますが、体重移動を大きくして、フットワークを十分に使いたいのかもしれません。もしくは、パワー不足を補うために、アッパーブローにとらえ、キャリーを稼ぎたい意識が強いのでしょうか。どちらも飛距離を伸ばすことが目的だと思われます。

フォローを見ると、ヘソ、グリップエンド、ヘッドが一直線につながっています。この形ができていると、スイングのタイミング自体が大きく外れることはありません。非常にミート率の高いスイングだといえますね。実際、スイングプレーンを見ても、クラブが面をなぞるように上がっていき、トップまでいったらそのまま同じ面をなぞるように下ろしているのが分かります。

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