【スイング連続写真】昨年から変わったヒザの動きに注目!
自己最高の賞金ランキング17位となった柏原明日架さんですが、昨年までと大きく違う点は、スイング全般に緩みがなくなり、スピード感が出てきたことです。以前はインパクト後、クラブがフィニッシュの位置にくるまでゆっくりとしたスピードでしたが、今は首のところにクラブがくるまでの時間が短くなりました。きちんとワンピーススイングで振れている証拠です。
アドレスでは、両肩と両腕で三角形をつくり、クラブヘッドが体の真ん中にくるように構えています。背筋もしっかりと伸ばし、安定感が出てきました。テークバックでは多少手でクラブを上げているように見えますが、トップではしっかりと左肩を入れ、深い捻転力を見せています。昨年まではダウンスイングで左ヒザが目標方向に流れ、右肩が下がり、軸が右へと傾いていました。そのため、ヘッドが下から入り、振り遅れが生じたため、それを手で調整しながらスイングしていたのです。今年はその動きが解消され、左足のラインが崩れず、ヘッドが上からシャローに下りてきています。
体の軸もしっかりしてきた感じを受けますが、まだバックスイングで左足に重心が乗り、ダウンスイングで右足に重心が乗るという、軽いギッタンバッコンの動きが見られます。よくなった部分と修正が必要な部分が同居しているスイングですね。ただ、柏原さんは体がしっかりとしているので、本来は270ヤードぐらい普通に飛ばせる選手です。そのためには、今以上にスイングスピードを上げることが必要ですが、素材的には十分可能です。少なくとも上体の硬さがとれ、もっと力を抜くことができれば、今以上にクラブを素早く振れるはずです。
基本的に下半身は強いので、ダウンスイングでは左足でしっかりとパワーを受け止め、インパクト後に右足で地面を蹴る動きができています。アベレージゴルファーが同じような動きをすると、バランスを崩しやすいので気をつけましょう。まだヘッドが下から入ることがシーズン中に何度か見られましたが、昨年よりはかなり改善されています。飛球線後方からの写真を見ても、スイングプレーンに沿ってクラブを振れるようになったと思います。