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名勝負が引き出したテレサ・ルーのポテンシャル 上位選手の共通項“脱力感”をつけるには柏原明日架の練習法が最適【辻にぃ見聞】

名勝負が引き出したテレサ・ルーのポテンシャル 上位選手の共通項“脱力感”をつけるには柏原明日架の練習法が最適【辻にぃ見聞】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2017年10月17日 11時44分

ツアー屈指のショットメーカー対決は本人たちにとっても楽しいものに
ツアー屈指のショットメーカー対決は本人たちにとっても楽しいものに (撮影:村上航)
千葉県にある東急セブンハンドレッドクラブ 西コースにて行われた「富士通レディース」はトータル14アンダーまで伸ばしたテレサ・ルー(台湾)の優勝で幕を閉じた。最終日の最終組はテレサ、賞金ランク2位の鈴木愛、同3位のイ・ミニョン(韓国)。加えて笠りつ子川岸史果、そしてキム・ハヌル(韓国)といった賞金ランク上位勢が見せた戦いを、上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が掘り下げる。

【関連写真】ハヌルも頑張りました!賞金ランク上位たちの最終日をフォトギャラリーで振り返る!

■ツアー屈指のショットメーカーをショットでねじ伏せたテレサ・ルーの強さ
パーオン率1位のミニョン、同2位のテレサとの戦いとなった最終日。序盤からバーディを次々に奪ったテレサに対し、トップを奪われたミニョンは我慢の展開。中盤までは楽にテレサが優勝するかと思ったが、ミニョンは13番のボギーの直後の14番から3連続バーディ。さらに2打差で迎えた1番難易度が高い18番でもバーディチャンスにつけるなど、最後までテレサにプレッシャーをかけた。結局、テレサが2打差で勝利したが、最後まで痺れる名勝負となった。

「ショットメーカーの対決となりましたね。ミニョンさんは今、賞金ランク上位勢で一番良い状態にあるのではないでしょうか。アドレスを見れば好調さが分かります。あれだけ自然体でポンっと立てているのだから。余計な力感が一切感じられません。そこから下半身でしっかりとスイングができている。最終18番の2打目は3番アイアンで、雨でグリーンが柔らかかったとはいえ、ランは2ヤードほど。3鉄であれだけの高さを出せる人はそういない。状態で言えば現状ツアーナンバーワンのショット力だと思います(辻村氏)」

そのミニョンをねじ伏せたテレサだが、辻村氏が「スタンレーレディス」、そして富士通-の練習ラウンドを見る限り、「ドライバーにしてもあまりフェアウェイ捉えていませんでした」とそこまで良い状態には感じなかったという。だが、今大会の最終日には良い時に戻っていた、と続ける。

「テレサさんは元々スイングであれこれやるタイプじゃありません。練習ではとにかくバランス良く、タイミング良く、を繰り返して調子を上げていきます。これはしっかりとした技術、そして下半身のトレーニングを積んできた土台があるからできること。7、8月と苦しんでいたようですが、そのスタイルがようやく実を結んだのでしょう。加えて東急セブンハンドレッドクラブは2015年に1度勝っている舞台。そんな相性の良さも良いイメージを生んでくれたと思います」

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