国内女子ツアー第3戦「Tポイントレディス」が明日17日(金)にいよいよ開幕を迎える。ディフェンディングチャンピオンの大江香織は2勝目を挙げた思い出の地に戻ってきたが、昨年のことは「意外とあんまり」思い出さないという。
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大江は昨年からスイング改造に踏み切った。「体重移動をしなくなりました。フェードが打てるようになって、インパクトが安定しましたね」。飛距離は落ちたが、アイアンショットは昨年よりも精度が増し「グリーンが狙いやすくなりました」と成長を実感できている。
相性のいいこのコースで3勝目といきたいところだが、連覇は「全然意識していないです」。先週の「PRGRレディス」で全美貞(韓国)が勝利したことにより、昨年から8戦連続で海外勢が優勝。2012年におけるツアー記録・7連勝を更新することとなった。このことも、「日本ツアーなので日本人が勝ったほうが盛り上がると思いますが、上手い人が優勝するのが事実なので。寂しさはありますけど」と、過度に意識することはしない。自分にプレッシャーをかけることなく、明日のティグラウンドに立つ意向だ。
現在は「ショットは悪くない」が、「パターがしっくりきていない」状況だという。「そこが上手くできたらいいですね。グリーンに悪いイメージはないので」。闘志を前面に出すことなく自然体で試合に臨む大江、パッティングさえ修正できれば結果はきっとついてくる。