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【辻兄ぃ見聞】ツアー記録更新の優勝争い!両者の違いは“5割スイング”と“速く鋭いスイング”

【辻兄ぃ見聞】ツアー記録更新の優勝争い!両者の違いは“5割スイング”と“速く鋭いスイング”

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2016年11月22日 14時22分

テレサと比嘉、両者の違いは“5割スイング”と“速く鋭いスイング”
テレサと比嘉、両者の違いは“5割スイング”と“速く鋭いスイング” (撮影:上山敬太)
『大王製紙エリエールレディス』は優勝したテレサ・ルー(台湾)がトータル24アンダー、2位となった比嘉真美子が23アンダーと、優勝争いを展開した二人が4日間大会72ホール・PAR72設定での最少ストローク記録(これまでの記録保持者は堀奈津佳の2013年『アース・モンダミンカップ』の21アンダー)を更新するハイスコア大会となったが、上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏に大会の裏側と二人のスイングの特徴を探ってもらった。

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テレサ・ルーは“血液が正常に通った健康体スイング”

同大会で上田のキャディを務めた辻村氏だが、ここまでスコアが出た理由は“実質PAR70”だったと語る。

「5番、17番のパー5は“バーディは確実=ほぼPAR4”という認識を多くの選手が持っていたはずです。特に17番はバーディは必須で、イーグルも…という感覚。実質は“PAR70”のセッティングで、グリーンが柔らくなったことでここまでのハイスコアが出たのだと思います」。

そういう条件下と言えどもツアー記録を更新した二人には賞賛の言葉しかないと辻村氏。特にまったく対照的なスイングをする二人だからこそ、試合としてかなり見ごたえがあったという。まずはテレサのスイングの特徴だが…。

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