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【辻兄ぃ見聞】ツアー記録更新の優勝争い!両者の違いは“5割スイング”と“速く鋭いスイング”

【辻兄ぃ見聞】ツアー記録更新の優勝争い!両者の違いは“5割スイング”と“速く鋭いスイング”

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2016年11月22日 14時22分

「つねに、力みがない5割スイングをしている印象。“あんなに軽く振って飛んじゃうんだ!”と力んでいるのが馬鹿馬鹿しく思えるくらいで、“自分は1/2の力しか使わないけど、人の3倍は道具に仕事をさせるよ”と言わんばかりです。理にかなった下から順番に動いてくるスイングで、足、ヒザ、腰、胸…そこから腕が出てきてクラブが振られるという正しい順番。そこが狂わないのでスイングバランスが抜群です。例えるなら“血液が正常に通ったスイング”といいましょうか」

スイングを体、シャフトの内部を血管だと考える。テークバックとともに淀みなく血液が流れてトップのポジションで深い捻転。ダウンスイングで腕で引っ張っていけば、どこかで血液が詰まってしまうが、テレサは切り返し以後も気持ちよく流れて、インパクトからフォローまで体にまったく負荷をかけることなく血液が循環していく…、見ているとまさに“健康的のスイング”だという感覚を受けるのだとか。つねにストレスがかかっていないように見えるショットを生み出すには、普段からの彼女の調整方法も理由がある。

「テレサは“今日はダメだ!”と思ったら、練習ラウンドも途中で切り上げます。プロゴルファーはスイングイメージが悪くなると“なんでなの?という疑問の渦=病気”に巻き込まれるもの。テレサはその考え方がマイナスになるとわかっているから頭のなかを一旦クリアにできる。体を作るトレーニングはここ1〜2年はかなり負荷をかけていると聞いていますが、スイング練習は深く追い込まないタイプなんです」

■ “速く鋭く振るスイング”を変えずに“スランプ”から復活した比嘉

一方、比嘉はテレサとは対照的に“速く鋭く振るタイプ”であると辻村氏。

比嘉は昨年シード権を喪失。今季はQT組として戦ったが前半戦は予選落ちを繰り返すなど復調の兆しを見せられなかったが、終盤の『富士通レディース』からの5試合で4度のトップ10入り。自身の最終戦では2位と今季最高の成績でフィニッシュしたが、快進撃が始まる前の『スタンレーレディス』で復調の兆しが見えていた。

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