やはり、女王は強かった。3日間の中で一番強い風がコースを吹きぬけた国内女子ツアー「meijiカップ」の最終日。首位タイから出たイ・ボミ(韓国)がスコアを2つ伸ばしトータル10アンダーでフィニッシュ。危なげなく今季3勝目を挙げた。
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ボミはこの勝利で優勝賞金1,620万円を獲得、今季の獲得賞金は早くも1億円を超えた。出場14試合での大台突破はツアー史上最速の記録となる。
先週は今季初めてトップ10以内に入れず、しかも2日目の最終18番では2度の池ポチャで“9”を叩いた。「トップ5、10(の記録)のプレッシャーもあってゴルフが楽しい感じじゃなかった。9を叩いたのは本当にイヤでその日は寝むれませんでした」、精神的に追い詰められてしまっていた。
しかし、今週北海道に来て寿司、焼肉、スープカレーと美味しい食事を楽しみ「リフレッシュできました」。気分を切り替えると、今週は“毎日3アンダー”という自身が立てた目標に集中。最終日こそ達成できなかったが、それでも問題なく優勝。今季最大の目標、五輪出場は果たせず、先週もショックなことがあったがそれをこの勝利が全て吹き飛ばしてくれた。