「シーズンを通して悔しい試合はほとんどで、パターがイップス気味になり、捨て試合になってしまったこともありました。目に見える結果は『マスターズGCレディス』だけですけど(イ・ボミ、李知姫と回った)最終日は雰囲気もありましたが、調子は悪くなかっただけに悔しかった。(出場権のなかった)『伊藤園レディス』もウェイティングであと一人だったんですけど出れなくて、悔しくて会場で練習をして…。今年ファイナルQTを通っても順位が下でウェイティングになるのは凄い嫌でした」
−ファイナルQTは初日から首位争いで8位フィニッシュは大きいですね
「QTではまったく緊張もなかったし、焦ってもなかったです。ツアーでは前日調子がよくても試合になると全然自分のプレーができなかった。本当はQTのほうが緊張するとは思いますが、1年を戦ってきたことで余裕がありました」
−来季もフル参戦可能になりましたが、昨オフと今オフでは目標が変わりましたか?
「優勝したいっていう目標は以前と同じが、中身は全然違います。昨年は“今よりは簡単”だと思っていた部分がありました。予選を通らない苦しさもわかりましたし、一度優勝争いしてオフの練習次第で“やれる”と思った部分もあります。シード獲ることが目標ですけど、堀琴音、柏原明日架、永峰咲希ら…同期のなかでは一番最初に優勝したいなという強い気持ちがあります。本当にオフの間で1年が決まるかなという思いでこれから開幕まで真剣にやっていきます」