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【インタビュー】“悔しい初年度”のリベンジ誓う大西葵「シードを獲った同期より早く勝ちたい」

【インタビュー】“悔しい初年度”のリベンジ誓う大西葵「シードを獲った同期より早く勝ちたい」

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2015年12月25日 16時58分

同期が活躍するなか来季へのリベンジの気持ちを語った大西葵
同期が活躍するなか来季へのリベンジの気持ちを語った大西葵 (撮影:ALBA)
 今季、国内女子ツアーは8名の選手が初シードを獲得したが、堀琴音柏原明日架永峰咲希の今年20歳になる“プロテスト86期生”の活躍ぶりは、1つのトピックと言えるだろう。堀は序盤は予選落ちが続くもトップ5入り2回などシーズンを通して安定した成績を残し今年の新人賞を獲得。柏原は出場20試合と限られた試合数ながら50位とギリギリでシードを獲得し、『日本女子オープン』では最終日の終盤に首位争い(結果は4位T)をするなど自力を見せた。永峰も優勝争いこそないもののトップ10入り8回と幾度も上位進出を果たした。

【動画】信頼するテーラーメイドのクラブを前に笑顔を見せる大西葵。自身のセッティング解説あり

 ツアー本格参戦初年度にシードを獲得した3者の活躍は見事だが、同じ“プロテスト86期生”で苦しい1年を過ごした選手もいる。年齢は彼女らより1つ上だが、同期の大西葵(加賀電子所属)は34試合出場で予選突破5回のみだった。だが終盤の『NOBUTA GROUP マスターズGCレディース』では最終日最終組を経験し、最終結果は7位タイだったものの同大会での結果により自信を深め、ファイナルQTをランク8位で突破。2016年シーズンフル参戦の権利を手にすることができた。

 「同期のなかでは一番最初に優勝したいなという強い気持ちがあります」と注目の“86期生”のなかでも、悔しさをバネにリベンジを期す大西に今季の振り返り、また来季への目標を聞いた。

−レギュラーツアーフル参戦初年度を振り返ると?

 「最初は全然慣れていなかったです。前半戦と後半戦でマネジメントの考え方は全く違いました。考えが変わったキッカケは『フジサンケイレディス』が終わった時にプロキャディさんにお願いしたことです(※それまでの兄・大西翔太キャディから市原大輔キャディに)。シーズン序盤は一個のミスだけでイライラしていたし、グリーンの右サイドがOBだったとしても右から攻めていたりして…。でも“そのやり方じゃあ10回やったら3回くらいの成功しかないよ、グリーンセンターに打てればパー以上は打たない。とりあえずバーディパットを打とうよ”って言ってもらって、少しづつ変わっていきました」

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