試合数は、22年と同じ38試合。7月第3週のみ試合がなく、それ以外は3月初めの開幕戦から11月末の最終戦JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップまでびっしりと試合があるのも今年と同じです。
特筆すべき点としては、4日間大会が1試合増えて、全試合の半分、19試合になったこと。もともと、3日間大会が主流だったツアーを「世界基準」にすることを目指して4日間大会を増やそうとしてきた成果が如実に現れています。
来年から4日間大会になるのは、シーズン2戦目の明治安田生命レディスヨコハマタイヤゴルフトーナメント。来年は、開幕戦ダイキンオーキッドから2試合続けて4日間大会ということになります。さらには、6月のアースモンダミンカップから5試合、4日間大会が続きます。3週連続の後、1週空きがあるとはいえ、その後の2試合はどちらもまた4日間。ちょうど、開幕からの連戦疲れが出てくる時期でもあり、暑さとの戦いが始まる頃でもあるので体力がないともちません。
3日間54ホールと4日間72ホール。たった1ラウンド多いだけだと思う方も多いかもしれません。でも選手たちは試合でプレーするほかに、プロアマ、練習ラウンドなどで、平均するとさらに2ラウンドを1週間のうちに行っています。3日間大会ならこれで5日間ですが、4日間大会になると1週間のうち6日間、プレーすることになるのです。