山下はメジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」など、5月以降にその実力をいかんなく発揮した。6月の「宮里藍 サントリーレディス」からは13試合連続トップ10入りを記録。最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」ではトータル15アンダーで優勝を飾り、平均ストローク『69.9714』で日本勢史上初となる60台の偉業を達成した。
最終戦での優勝により、シーズン獲得賞金は2億3502万967円。2015年のイ・ボミ(韓国)を超えて、年間最多獲得賞金額を更新した。ほかにも『年間最優秀選手賞』など5部門で受賞。まさに今年は山下美夢有の年だった。
山下美夢有、よろこびの声
「(賞金の使い道は)家族と旅行に行きたいなと思います。(自分へのプレゼントは)まだないですね。弾道計測器が力になりました。タテ距離も分析してわかるようになったので、アレのおかげです。(所属先の加賀電子が)祝勝会を開いていただいて、(塚本勲会長から)『おめでとう』といっていただき、うれしかったです」
