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プロテストトップ合格のジャンボ門下生・佐久間朱莉は“飛んで曲がらない”ナンバー1も獲得【初シード選手の顔ぶれ】

プロテストトップ合格のジャンボ門下生・佐久間朱莉は“飛んで曲がらない”ナンバー1も獲得【初シード選手の顔ぶれ】

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2022年12月18日 12時00分

ジャンボ門下生の佐久間朱莉がルーキーイヤーを華麗に駆け抜けた
ジャンボ門下生の佐久間朱莉がルーキーイヤーを華麗に駆け抜けた (撮影:鈴木祥)
“メルセデス元年”と呼ばれシード争いがメルセデス・ランキング(MR)に一本化された2022年。全38試合が行われ、50位以内に入った選手には来季のフル出場権が与えられた。来年を彩る新たな精鋭たちはどのようなプレーヤーなのか。初めてシードを獲得した選手を紹介していく。今回は佐久間朱莉。

ショットメーカー・佐久間朱莉のスイングをコマ送りで

師匠はジャンボ尾崎。中学3年生から尾崎が主宰する「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」に通うアカデミー1期生で、ジャンボ邸を拠点にプロを目指してきた。20年には日本ゴルフ協会(JGA)ナショナルチームにも選出。初受験となった昨年6月の最終プロテストではトップ合格を果たしている。

同年11月のステップ・アップ・ツアー最終戦「京都レディース」でプロ初優勝。勢いそのままに、今季出場権をかけたQTでも14位に入り、レギュラー前半戦の切符をつかみ切った。

その実力は序盤から発揮され、4月の「ヤマハレディースオープン葛城」では初のトップ10入り(9位タイ)。メルセデス・ポイントを積み重ねていくと、女子ゴルファー日本一を決める「日本女子オープン」では6位、終盤の「樋口久子 三菱電機レディス」では優勝争いのすえ3位タイに入り、MR33位で本格参戦1年目ながらシード権を獲得した。

出場人数が限られる日本開催の米国女子ツアー「TOTOジャパンクラシック」、ツアー最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」にも出場。優勝こそ挙げられなかったものの、特にTOTOでは「今後につながるいい経験」と、海外志向の気持ちも芽生えたという。

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