26歳最後の試合で念願の初Vを飾った新海美優【写真】
国内女子ツアー史上最長となる8ホールに及んだ藤田光里とのプレーオフを制しての勝利に、「必死にやってきたから本当にうれしい」と新海。この優勝で来季のレギュラーツアーの出場権をかけたQTはファーストステージが免除となり、ファイナルステージから挑むこととなった。
大分県大分市出身。父の影響により小学3年でクラブを握ると、宮里藍に憧れ本格的に競技に打ち込んだ。アマチュア時代は、10年と13年に「九州ジュニア」を制している。高校卒業と同時に広島カントリークラブの研修生となり、2014年のプロテストで6位タイに入り、一発合格を果たした。
ファイナルQTで29位に入りレギュラーツアーにフル参戦した16年は、31試合に出場し20試合で予選通過。しかしトップ10入りすることができず、賞金ランク67位でシード獲得には至らなかった。
同年のQTを37位で終えると、翌17年は「ニチレイレディス」で2位タイに入るなど、5度のトップ10入りを果たし賞金ランク37位で初のシード権を獲得。「グリーン周りでのパーセーブ率が上がり、スコアを落とさなくなったのが大きい。目標だったシードが取れて嬉しい」と初シードの喜びを語っていた。
