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予選2日間とも日没ギリギリの“なぜ” 主催JGAは「思っていたよりも難しかった」

予選2日間とも日没ギリギリの“なぜ” 主催JGAは「思っていたよりも難しかった」

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2022年10月1日 09時01分

「ナショナルオープンにふさわしいセッティングにしようとすると、予選ラウンドから時間がかかってしまうのはしょうがないことです。プレー時間は4時間31分で組んでいて、最終組は普通に行くと日没1時間前の午後4時40分にホールアウトできる計算でした。1時間の猶予はありました」

JGAは様々なシミュレーションを行って計算し、タイムパーを決めたというが、その計算通りにはいかず。その理由については「コースが難しく、プレー時間がかかってしまっているというのが原因」と話す。

「理想としてこれくらいの優勝スコアにしたいというのはありますが、ここ数年を踏まえて今年特に難しくしよう、とは全く思っていないです。コースの持つ特性が素晴らしく、天候やラフ、グリーンの状態などで、思っていたよりもかなり難しいセッティングになってしまいました。選手の声を聞くと、ピン位置が難しい、ラフが長いからレイアップせざるを得ないなどがありました」

ナショナルオープンにふさわしいセッティングになったことには間違いない。では、競技が遅れないようにどのような対策を講じていたのか。

「初日は午後のスタートがオンタイムでしたが、2日目は午後のスタート時間が20分以上遅れてしまいました。なんとかオンタイムで出られるようにと努力はしました。遅くなる原因は『プレーが遅い』、『トラブルが多い』の2つが考えられ、プレーが遅いことに関しては『全体的』なのか『ひとつの組』なのかとあります。その原因を確かめながら、レフリーチームは善処を尽くしました。そして最後のほうは競技委員が選手について球が見える見えないや、どのタイミングで日没サスペンデッドにするかも確認していました」

午後のスタート時間が遅れた時点でサスペンデッドも視野に入れ、どのタイミングで順延にするか、順延になった場合、第3ラウンドの組み合わせは予定していたワンウェイからツーウェイにするか、何人でプレーさせるか、などのシミュレーションを行ったという。「最後なんとか終えることができたので…」と、第3ラウンドは予定通りの時間、組み合わせで行うことになる。

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