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ベストアマ→優勝 19歳・尾関彩美悠が貫録の初V「プロとして表彰式に立ててうれしい」

ベストアマ→優勝 19歳・尾関彩美悠が貫録の初V「プロとして表彰式に立ててうれしい」

所属 ALBA Net編集部
牧野 名雄 / Nao Makino

配信日時:2022年9月18日 16時42分

19歳・尾関彩美悠が初V ベストアマ獲得の地で成長した姿を披露した
19歳・尾関彩美悠が初V ベストアマ獲得の地で成長した姿を披露した (撮影:鈴木祥)
住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 最終日◇18日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)◇6502ヤード・パー72>

2週連続で若い力が躍動した。先週の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」を制したルーキー・川崎春花に続き、プロ同期の19歳・尾関彩美悠(あみゆ)がトータル13アンダーまで伸ばして逃げ切りV。ツアー初優勝を果たした。

19歳の勝利にギャラリースタンドも大盛り上がり【写真】

新人離れの精神力だ。単独トップで出た最終ラウンドだったが、悪天候による長い中断などもあり、前半はイーブンと伸ばせず。後続に並ばれると、後半出だしから2連続ボギーを喫してしまう。

ズルズルと後退してもおかしくない状況だったが、逆境によってスイッチが入ったか。12番パー5でバウンスバックすると、15番、16番でのバーディで再び首位タイに返り咲く。18番パー4ではラフからの2打目を約1メートルにつけると、続くウィニングパットを沈めて力強くこぶしを握った。

“前兆”はあった。前日には15番パー5でプロ初のイーグルを奪ったが、これこそが尾関にとっての“縁起物”だ。「(いいことがあるイメージは)めっちゃあります」と本人が言う通り、2021年「日本女子アマチュア選手権」の3日目でもイーグルを奪って優勝し、昨年11月の最終プロテストでは2日目にイーグルを獲ってトップ合格。そして今大会では1打差での逃げ切りだったから、まさにそのイーグルが功を奏したかたちだった。

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