初日はイーグル締めで「69」、2日目は5バーディ・3ボギーの「70」でプレーした上田桃子は、トータル5アンダーまで伸ばして首位タイに立った。
meijiカップだけに、原英莉花はラウンド中にお菓子タイム【大会写真】
出だしからバーディスタートを切ったが、3番、4番と連続ボギーで、スコアを戻せないまま11番でまたもやボギー。だが続く12番パー5で5メートルのバーディパットを決めると、14番パー3で1メートル、15番パー4で4メートル、16番パー4で手前から直接チップインの3連続バーディ。一時は後退したリーダーボードの上位に、しっかりと戻ってきた。
今週は西郷真央、山下美夢有をはじめとするメルセデス・ランキング上位者が海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)に出場しているため、現在同ランキング15位につける上田が、今大会では上位から7番手。意識は「全然ない」というが、「久しぶりのいい位置なので、むしろいない間に頑張らないと(笑)」と、冗談めかしながら話す。
そのようなフィールドともあり、トップ10には6人のルーキー(2020年度合格の93期生、21年度合格の94期生)がひしめく大混戦。「若い選手がたくさんいるというのも考えると、ベテランらしいゴルフで立ちはだかりたい」と、ツアー16勝で元賞金女王にも輝く77期生は、もちろん若手に勝ちを譲る気はない。