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“超硬&超速グリーン”攻略へ 西村優菜が「一番苦手なコース」克服へ練る対策は?

“超硬&超速グリーン”攻略へ 西村優菜が「一番苦手なコース」克服へ練る対策は?

配信日時:2022年3月10日 09時57分

西村優菜がこの仕上がったグリーン攻略を目指す
西村優菜がこの仕上がったグリーン攻略を目指す (撮影:佐々木啓)
明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 事前情報◇9日◇土佐CC(高知県)◇6228ヤード・パー72>

先週の「ダイキンオーキッドレディス」で、2日目、3日目の追い上げもむなしく3位に終わり、開幕戦勝利を逃した西村優菜。その後は一度、地元の大阪に戻り、すぐに高知入り。「状態は悪くない。ショットの調整をもう少し」と、2戦目での今季初勝利を目指していく。

ここに1本ウェッジが追加される?西村優菜の開幕戦クラブセッティング【写真】

ここで口に出されたショットの仕上がりは、今週そのまま結果に反映されそうだ。土佐CCのグリーンは、選手が口々に硬くて速いというコンディションに仕上がった。西村も「今年は特に硬くて、だいたい15ヤードは(グリーン上で)ランが出てしまう」と、同様にここを脅威に感じている。

総距離自体は6228ヤードと決して長くはないコースだが、昨季のドライビングディスタンスが平均230.76ヤードの64位という西村は、長いクラブから放たれる正確なセカンドショットが“生命線”ともいえる選手。「8番アイアンとかでも全然止まらない印象。場合によっては手前からのアプローチの方がイージーな場面もある」と、マネジメントで神経をすり減らす3日間になりそうだ。

セッティング面でも、ウェッジを普段通りの50度、58度の2本にするのか、それとも1本加えるかで悩み中。果敢にピンを狙うショットが少なくなることを見越し、確実にチャンスでは短いパッティングを打てるような工夫を施す選択肢が頭にはある。

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