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ドローの理想形! 吉田優利のドライバースイング【連続写真】
ティックトッカーとして有名な吉田プロですが、スイングはTikTokの技術をも上回ります。
オーソドックスなアドレスで、クラブの重心をとらえたセミストロンググリップです。バックスイングはシンプル。全盛期のパク・セリのように、下半身はほぼ動きません。左ヒザもあまり動かずにトップポジションまでいきますので、優れた柔軟性と可動域が見てとれます。
そして、何といってもスイングの一番の特徴は、ダウンスイングでの上半身と下半身の捻転差。顔と胸がトップポジション時の右を向いたまま、下半身だけが左へ重心移動し骨盤旋回に入ります。上下の分離が大きいので切り返しで自然と間合いが生まれ、結果として上体が右回りして(右肩が少し低く下がり)ダウンポジションでクラブが非常に低いシャローな位置から下りてきます。これはドローを打つ理想的な動き。スライサーは吉田プロの逆で、上下の捻転差が作れないため、上体が左回りして右肩がかぶって下りてくる人が多いです。
全体的には下半身リードするタイプの選手。同じ辻村明志コーチに習う上田桃子プロと非常に似た体の使い方、クラブの使い方をするので、これからも優勝を重ねていくだろうと感じます。
