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小祝さくらは予選落ちで賞金女王の可能性が“消滅”「これも実力」

小祝さくらは予選落ちで賞金女王の可能性が“消滅”「これも実力」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年11月13日 16時28分

公言してきた女王戴冠は消えたが、ここから本調子を取り戻すことに集中する
公言してきた女王戴冠は消えたが、ここから本調子を取り戻すことに集中する (撮影:岩本芳弘)
<伊藤園レディス 2日目◇13日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>

賞金ランク3位につける小祝さくらが、初日の「79」に続き、2日目も「76」と乱調。トータル11オーバーの84位タイで予選落ちを喫した。この結果、ここまで目標に掲げてきた今季の賞金女王戴冠の可能性が消滅した。

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「きょうもダボが2回あったし、チャンスも少なくて2日間でバーディーが1つ。ものすごく長く感じた1週間でした」。今週も安定感あるゴルフを見せることができず、下位に沈んだ。「もう終わってしまったことなので、来週、再来週に引きずらないようにしたい。練習して切り替えて、調子も上げられればいいなと思います」と、視線を残り2試合に向けた。

賞金ランク1位の稲見萌寧と5308万8466円差で臨んだ大会で、痛恨の獲得賞金0円。これで残り2試合に優勝しても、最大4800万円しか上積みできなくなったため、逆転の目が絶たれてしまった。「かなり前からそれ(逆転が難しいこと)は分かっていたので、今になってショックはない。賞金女王争いもそうですが、(この大会も)悔しい結果で終わった。これも実力。しっかり受け止めて頑張りたいです」と話した。

今季5勝を挙げ、9月の「ゴルフ5レディス」まで守ったランク1位の座だったが、「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」を稲見が制したことで逆転を許した。さらに古江彩佳も10月の「富士通レディース」から4戦3勝と驚異的な追い上げをみせる一方で、自身の調子は下降線をたどっていった。「アイアン、ウェッジがひどい状態。パー5で(3打目に)ウェッジを持っても、10メートルとか残してしまって本当にもったいない」。持ち味のショット力が鳴りを潜めたことが、再逆転できなかった原因としてある。

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