ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

相手のミスは期待しないし、喜ばない 互いに譲らない戦いで渋野日向子が見せたスポーツマンシップ

相手のミスは期待しないし、喜ばない 互いに譲らない戦いで渋野日向子が見せたスポーツマンシップ

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2021年10月31日 17時46分

名勝負を演じたソンウ(左)と渋野 最後はハグで健闘を称えあった
名勝負を演じたソンウ(左)と渋野 最後はハグで健闘を称えあった (撮影:米山聡明)
<樋口久子 三菱電機レディス 最終日◇31日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6650ヤード・パー72>

渋野日向子とペ・ソンウ(韓国)の互いに一歩も譲らないマッチレースとなった今大会。出だしの連続バーディで先に渋野が抜け出したが、再び首位に並ぶと、その後はどちらかが抜け出せば追いつき、差をつけても縮まりと、互いのプライドがぶつかり合う好ゲームとなった。

渋野とソンウ 笑顔でラウンドする姿が印象的だった【写真】

そんな優勝争いで2人が見せた姿は印象的だった。同組の金澤志奈を含めていいプレーをすれば「ナイス!」と笑顔で声をかけ、言われたほうも気持ちよく「ありがとう」という。それは「イーグルを奪わなければ勝てない」と渋野が土壇場まで追い詰められた18番ティでも変わらない。前のホールでバーディを奪ったソンウに笑顔で「ナイスバーディ!」と言い、それに対してソンウも笑顔で応えた。そこだけ見れば、優勝争いをしているとはなかなか思えない光景だ。

相手のミスを期待しない、と渋野はいう。「私はスポーツマンシップを大事にしているし、相手のいいプレーには“自分も頑張らないと”と思わせてくれる」。お互いに正々堂々とぶつかり合い、良いプレーは互いに称えあう。ミスは望まないし、喜ぶことはない。そのうえで勝ち負けがあるのだ。

だからといって、ライバルに情けをかけることはない。最終ホールでソンウは、決めれば優勝という1.5メートルのパーパットを外して、プレーオフとなった。渋野はそこに対して情が移ることはなかったという。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト