そんな堀も今年の「ニッポンハムレディス」で念願のツアー初優勝を遂げて、一回りも二回りも成長して帰ってきた。決勝ラウンドの平均ストロークは70.64で全体6位。第3ラウンドに限れば70.19と稲見をも上回っている。5年前の雪辱を果たすためにも、ビッグスコアで上位をおびやかしたい。
単独首位に立つ西村優菜は2週連続優勝中と、目下絶好調。その差は8打と覆すのは並大抵のことではないが、それでもまだ2日間36ホールが残っている。まずはこの日、厳しいセッティングに打ち勝ち、優勝戦線に名乗りを挙げるか。二人はこのあと午前10時14分、注目のムービングデーをスタートさせる。
