プロのトーナメントで何度も優勝争いに加わった岩井ツインズこと明愛・千怜姉妹や、オーガスタ女子アマに出場し“聖地”でもプレーした上野菜々子といった強豪たちを抑えて今年6月のプロテストでトップ合格を果たした佐久間朱莉が、首位と4打差の2アンダー・7位タイと好発進を決めた。
今週撮影!これが今年のトップ合格・佐久間のドライバースイング【連続写真】
出だしの1番で4メートルを沈めてバーディ発進を決めると、「朝から風が強いという予報だったけど、前半はあまり風がなくて」とトップスタートという順番も味方にいきなり3連続バーディを奪った。折り返しての後半は、雨と風が強くなってきたこともありスコアを崩したが、上がりの18番で4メートルを沈めるバーディ締め。「70で回りたいと思っていた。最後のバーディパットは絶対入れると思って打ちました」と納得のホールアウトとなった。
今大会がプロ3試合目で、デビュー戦は予選落ち、2試合目は34位タイという結果だった。「少しずつ慣れてきました。プロとして戦えることがうれしい。楽しみながらできています」とプロのトーナメントにもなじみつつあり、スコアも徐々に良くなってきているという。
これまでの2試合では、トップ選手たちとのハッキリとした差を感じた。「上位で戦っている選手はパッティングだったり、ショートゲームが上手。そこを上達させないといけないと気づかされました」。小技の精度にレベルアップの必要性を感じている。