2018年のツアー本格参戦から皆勤賞を続けてきた小祝だが、10月に1試合休むことを考えていると明かしていた。長いシーズンを過ごす上で休みも大事という考えのもと、コーチの辻村明志氏と相談の上で決めていたことだが、「もともと休む予定だったスタンレーレディスも、どうしようかというのも話しました」と、ランク1位奪還に向けシナリオ変更も視野に入れるという。
先週の日本女子プロ選手権では、スイング時の体の起き上がりなどが原因となりショットのばらつきに苦戦したと言う。あくまでも疲れからくるものではなく、今週キャディを務める辻村氏と修正を施しており、17日の開幕までに仕上げるつもりだ。
秋は高額賞金大会も多く、まだまだ再逆転のチャンスは残される。これまで大きな目標を明言してこなかった小祝が掲げた頂点への意気込み。今週の優勝賞金は1800万円と、V達成でも追いつかない差ではあるが、ここ愛知を逆襲のはじまりとして悲願へと突き進む。
