秘蔵!森田理香子のナショナルチーム時代の写真
トーナメント出場からは離れているが、森田は解説やイベント出演、飯島も解説に加えティーチング業などにあたり今もゴルフに携わる。そんな女子ゴルフ界で一時代を作った2人は、自分たちがツアーを離れたわずか数年の間に「レベルが上がっている。女性ではできなかった動きができている選手も多い」(飯島)、「トレーニングや練習環境も昔とは全然違う」(森田)という変化を感じている。
特に若手選手の台頭が目立つが、飯島は解説を務めた時に、こんなことを感じたという。「笹生(優花)さんは、ポテンシャルがすごい。ああいう選手はなかなかいなかったイメージ。女性であれだけのことができる選手が、日本にも現れたんだなと思いました」。この時は19歳の笹生の印象が強烈に残ったが、黄金世代の面々や、今季5勝を挙げる21歳の稲見萌寧、先週のメジャーを制した20歳の西村優菜など、若手旋風の中心人物は名前を挙げだすとキリがない。
では、なぜこのように新勢力が台頭する状態になっているのだろうか? 2人はそれぞれこう見解を話した。
「さまざまな練習方法が確立され、目的にたどりつきやすい。私たちの時は、“これをやってみてだめだったから、次はこれを試そう”という感じだったけど、今は早い段階でそのプロセスが定まっている選手が多い気がする」(飯島)
