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真っ直ぐ打てる要素がてんこ盛り! 稲見萌寧はひたすらインパクトゾーンを確認【プロたちのモーニングルーティン】

真っ直ぐ打てる要素がてんこ盛り! 稲見萌寧はひたすらインパクトゾーンを確認【プロたちのモーニングルーティン】

配信日時:2021年4月20日 14時59分

ここから稲見特有のドリルが始まる。足元にシャフトを置いてスタンスのラインを作ると、短いティペグでティでティアップ。自分が打つボールの右斜め上にボールを1つ置き、右斜め下にはティペグを刺す。さらに、左斜め下にはボールを1個置く。こうすることでヘッドをインサイドから下ろすと左手前のティペグに、アウトサイドから下ろしてくると右斜め上のボールに当たるので、自分の軌道がすぐに分かるというものだ。

稲見は以前、ボールを置く理由について「ダウンスイングでは、クラブをボールの上からダウンブローの軌道で下ろすため、ヘッドが低い位置から下りてくるわけではありません。仮にスティックを2本置いただけだと、実際はアウトサイドやインサイドからクラブが下りてきていても気づかずに、インパクトゾーンが真っすぐになっていると勘違いしがちです。それを防ぐために、ボールやティペグを利用します」と話している。

この練習を短いアイアンで7分、長い番手で3分、UT,フェアウェイウッド、ドライバー、またアイアンと番手を変えて18分ほど入念に行った。

その後は普通に芝らからアイアンで4球、最後にスタンスのシャフトを外してキャディに後方からアライメントを確認してもらいながら1球打ってショット練習を終了。レンジで過ごした時間のほとんどをインパクトゾーンの確認に費やした。

最後に練習グリーンに戻り、ラフからのアプローチを6球、そして先ほどと同じように2メートル、5メートル、8メートル、12メートルと順々に球を転がした後、別のラインから13メートル、7メートル、4メートルとそれぞれの距離を確認してティイングエリアへ。インパクトゾーンの確認に時間をかけて、スタートしていった。

【稲見萌寧 KKT杯バンテリンレディス初日朝の練習】

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