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岡山絵里は『ショートスラントネック』を使い、“面”で打つストロークへ進化【今週の注目パター】

岡山絵里は『ショートスラントネック』を使い、“面”で打つストロークへ進化【今週の注目パター】

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2021年4月10日 12時00分

左は岡山が現在使っているツノ型でショートスラントネックの『ホワイトホットOG #7S』、右は全米女子オープンで使っていたセンターシャフト(撮影:佐々木啓、GettyImages)
左は岡山が現在使っているツノ型でショートスラントネックの『ホワイトホットOG #7S』、右は全米女子オープンで使っていたセンターシャフト(撮影:佐々木啓、GettyImages)
富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 2日目◇10日◇花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース(兵庫県)◇6390ヤード・パー72>

パット・イズ・マネー。古くからゴルフ界で言われる言葉だ。どれだけいいショットを打とうが、最後のパッティングを決めなければ勝利、巨額の賞金をつかむことはできない。そんな“最後の仕上げ”を任せるクラブに注目してみよう。今週は岡山絵里が3年ぶりに優勝した「アクサレディス」で握っていたオデッセイの『ホワイトホットOG #7S』。

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岡山は昨年11月からプロコーチの南秀樹氏に習っている。南氏は女王・鈴木愛を小学生時代から指導し、パットの名手に育て上げた人物である。17年にはツアー初のパッティングコーチとして成田美寿々と契約、話題を集めた。

「昨年、岡山プロはヘッドが大きいマレット型のパターを使っていました。それだとタッチが合わなくて、強く打ちすぎてオーバーすることもあったんです。昨年12月の全米女子オープン前に、それよりも小さいマレット型のセンターシャフトのパターで練習させたんです」と南氏は話す。

センターシャフトでの練習はどんな意図があったのか? 「本人は『先生、なんでセンターなんですか?』というから、『ショートパットが楽になるから』と言いました。でも実は打点のバラつきを抑える狙いがあったんです」と南氏は説明する。

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