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鶴岡果恋は「パター変更」と「渋野ライン」でパット好調 「この調子ならトップ10を狙える」

鶴岡果恋は「パター変更」と「渋野ライン」でパット好調 「この調子ならトップ10を狙える」

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2021年4月2日 15時20分

好調の要因はパッティングにあると鶴岡は語る。転機になったのはパターの変更と、渋野日向子と一緒に回ったことだ。「もともとピンタイプのパターが好きでずっと替えていなかったんですけど、オフにスパイダーに替えてからパットの調子が上がりました」。パターのヘッドを大きいモデルに替えたことで、「去年と比べてミスパットが減ってきた」。

また、「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」と「アクサレディス」の最終日には渋野と同じ組で回り、「渋野さんのパッティングを見ていて、ラインの読み方が違うと思った。それがすごく勉強になりました」と気づきも。鶴岡が具体的に学んだのは左から右に曲がる“スライス”ラインだという。

「私はスライスラインは手前から(右に)切れることが多い。渋野さんはスライスだったら左に外す。左からじゃないと入らないし、手前に(右に)外すとチャンスがない。きょうも13番のバーディパットがスライスラインで、左から入れようと思ってやっていた。左から入りました」。パター巧者の渋野のプレーを目に焼き付け、しっかり自分のプレーに反映させた。

鶴岡は99年度生まれで、渋野ら98年度生まれの“黄金世代”と、古江彩佳ら2000年度生まれの“プラチナ世代”の間の“谷間世代”と呼ばれている。同い年の稲見萌寧とは「私たちの世代は人数が少ないから、お互い頑張ろう」と話している。その稲見は今季2勝を含む、ツアー通算3勝と“谷間世代”の出世頭。「稲見萌寧を目指してやっています」と鶴岡は笑う。

大会は残り2ラウンド。「あすのために」と全ホールのキャリーとランをメモしてグリーンの硬さは把握できている。しっかり準備して決勝ラウンドに備える。

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