初日が終わった時点でアンダーパーは53人。2日目が終了すると、その数は23人にまで減った。ただでさえ難しい葛城GCに強風が吹くなか、渡辺彩香が「69」をマークして、トータル6アンダーまでスコアを伸ばし、3位タイに浮上した。
渡邉彩香が“直ドラ”したらこうなる
ホールアウト後の会見では、「疲れました」と疲労感いっぱい。「きょうは風が強くて、今週は自分のショットの調子が良くなくて、けっこうピンチもあり、考えることがすごく多いラウンドでした。そのなかでは良いプレーではあったんですけど、すごく大変な一日だったと思います」と振り返った。
3番パー5と5番パー5でしっかりバーディを獲ったあとはしばらくスコアが動かず。「ティショットはまずまずいい感じで打てていたんですけど、セカンドでバーディチャンスが作れなかった」と、6番から13番まで8ホール連続でパーを並べた。「先にボギーが来た」と14番のボギーで一時はトータル3アンダーまでスコアを落とす。しかしここから、渡邉が怒濤の反撃を見せる。
15番パー5で2オンに成功すると、これを2パットで沈めてバーディ。17番パー3ではティショットでグリーンを外すも、「そのあとのアプローチが少し強かったんですけどラッキーで入ってくれた」とチップイン・バーディを決める。