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渋野日向子チルドレンたちはどうなるの? 小田美岐が考える使命と目標【JLPGA新理事ロングインタビュー】

渋野日向子チルドレンたちはどうなるの? 小田美岐が考える使命と目標【JLPGA新理事ロングインタビュー】

配信日時:2021年3月16日 18時00分

理事の面々と写真に納まる小田美岐(一番左、日本女子プロゴルフ協会提供)
理事の面々と写真に納まる小田美岐(一番左、日本女子プロゴルフ協会提供)
2020年12月22日(火)に行われた日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の理事候補者候補選任選挙で当選し、3月15日(月)の総会を経て3度目の理事となった小田美岐。なぜ、3度目となる理事に立候補したのか。そして、どのような協会にしていきたいのか。じっくりと話を聞いた。

渋野日向子の“NEWルーティン”

――まずは、なぜ立候補されたのでしょうか

元々、選挙改革委員という役職をやっていて、オンラインで投票できるようにしたり動いていました。選挙改革委員は理事に立候補できないこともあって、最初はするつもりはありませんでした。協会を外から見ていると、関係がうまくいっていないといわれているところとも向いている方向は真逆ではないと思っていて。うまくいきそうなのだから、と私は外からサポートしているつもりでした。そうして選挙の準備を進めていました。

そのなかで副会長を務めていた原田香里さんが20年度をもって辞められるということだったので、立候補者がたくさん出ると思っていたんです。ただ、なかなか出てこないのが実情でした。そのころから塩谷育代さんに「やってもらえませんか」と言っていただいて、「塩谷さんは?」と聞いたらご家庭の都合上なかなか難しいと。すごく納得する理由でしたので、それならば、という気持ちもありました。

また、自分で言うのもなんですが、私のやり方はどちらかというと正面からではなく、わきからネゴシエーションして、少しずつ進めていくほうなので、その感覚のある人が協会に必要なのかなと。私ができるかできないかは分からないですが、そういった部分を生かして協会を前に進めなければという気持ちがありました。今、頑張って活躍している若い選手たちはいいんです。賞金を稼いでいますし。でも、渋野日向子さんたちの活躍をみて、ゴルフを始めた子たちが大きくなったときに「協会はもうありません」ということではだめ。私たち世代の責任は重い。何とかできないものかなぁと思いました。

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