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3日間ノーボギーの末の敗戦 酒井美紀が6年ぶりV阻まれたルーキーを賞賛「うまい、というか強い」

3日間ノーボギーの末の敗戦 酒井美紀が6年ぶりV阻まれたルーキーを賞賛「うまい、というか強い」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年11月15日 18時34分

酒井美紀はあと一歩のところで優勝に届かず
酒井美紀はあと一歩のところで優勝に届かず (撮影:米山聡明)
<伊藤園レディス 最終日◇15日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>

6年ぶりとなるツアー3勝目を目指し、トータル12アンダーで並んだ古江彩佳とのプレーオフを戦った酒井美紀だが、あと一歩のところで力尽きた。

酒井美紀も舌を巻く 古江彩佳の最新スイング【連続写真】

18番ホールで行われた“エクストララウンド”に「1対1の勝負はすごく楽しいし、ワクワクしました」という気持ちで臨んだ酒井。しかし、その1、2回目はともにパーで痛み分けとなった。カップがグリーン中央に切り替えられた3度目のセカンドショットは、酒井がピンから6メートルほど奥につけたのに対し、古江はベタピンのスーパーショットを披露。この後のバーディパットを決めることができず、2位に終わった。

だが「最後のパットも自分らしいプレー。狙いにいけばいいけど、あそこで距離を合わせていくのが私のゴルフ。やりたいことはできた」と悔いはない。3日間ノーボギーでの敗戦となったが、「ショットの状態が上がらないなかでは、いいプレーができました」とこれが今後への自信にもつながった。

一騎打ちの相手となった、今季2勝の古江については、「すごいうまい、というか強い。すべてにおいて自分をしっかり持っている。やっていて楽しかったですね」と手放しで賞賛。「上位争いをする楽しさを思い出しました。また上に行けるように頑張りたいです」と、リベンジへの意欲を示した。(文・間宮輝憲)

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