今は「ドライバーの状態が悪かったけれど、スイングやクラブをかえて、段々とよくなってきました」と課題も克服しつつある。そして「得意」という9番アイアンも生かしながら、この日の第1ラウンドでもバーディを積み重ねた。
すでに同世代からは古江、西村優菜とツアー優勝者が2人輩出されている。「すごいという気持ちと、悔しいという気持ちがあります。どこまでいけるかは分からないですけど、優勝を目指していきたいです」。もちろんここで勝てば、最短ルートでのプロ転向が叶う。身長154センチと小柄な道産子が、ここで“一発逆転”を狙う。(文・間宮輝憲)
