脇元華は指も長くてきれいです【写真】
脇元はクラブ契約をしていない。ウッド系はテーラーメイドの『SIM MAX』を使っている。このモデルは寛容性が高く、ミスヒットに強い、スピン量も少なく力強い弾道で飛んでいくと、「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」優勝の永峰咲希をはじめ、使用している多くのプロが口を揃える。脇元自身も「やさしくて気に入っている」と話す。さらに、昨年末から取り組んでいるトレーニングによってスイングスピードが速くなり、昨年は平均231ヤードだったが、今年は240ヤードまで飛距離を伸ばしている。
■フェースの向きを調整してアイアンの精度を上げる
アイアンはボール契約をしているスリクソンの『Z585』を使用している。昨年オフから数種類のアイアンもテストをしてきたそうだが、結局はこの『Z585』がやさしく、安心感が強いので戻ってしまうという。
クラブ契約がないと好きなものを使えるメリットがある反面、クラブの調整は難しい。脇元は今年の8月から成田美寿々ら多くのプロがクラブ調整に訪れる東京都世田谷の「大蔵ゴルフスタジオ」で調整を行っている。どんな調整をしてもらったのか? 「大蔵ゴルフスタジオ」のフィッター、金子国泰氏に話を聞いた。

